Thursday, December 30, 2004

オフショア開発こそ専門家を使うべき

中国オフショア開発実践セミナー
http://www.ai-coach.com/seminar/top.html

http://www.ai-coach.com/backno/cip0137.html


●成功するブリッジSEと失敗するブリッジSEを分ける秘訣、そ
れは、「ブリッジSEが自分の職務領域を正しく理解している」こ
とである。

●しかしながら、開発知識があり、プロジェクト管理能力に優れ、
しかも日本文化や商慣習の理解も含めた日本語能力がある中国人SE
を調達するのは至難の業である。

●そのような事情から、多くの日本企業では入社1-3年目の若い中国
人社員にブリッジSEという肩書きを与えて、開発プロジェクトの
真っ只中に投入する習慣が出来上がってしまった。

●「中国オフショア開発は新規事業である」
私が日ごろからそう訴えているにもかかわらず、無計画のままオフ
ショア開発に若手社員を投入する企業が後を絶たない。

●「彼は日本での留学経験もあるから大丈夫!」などを理由に、入
社間もない中国人社員がブリッジSEに仕立て上げられる。中国ベ
ンダにとっても、本人にとっても、ましてや発注側の日本企業にとっ
ても不幸な話だ。

●「オフショア開発こそ、プロジェクトマネジメントの専門家を使
うべきである」
過去にオフショア開発で成功してきた会社には、3年先を見据えた
しっかりとした人材戦略がある。

●では、自社に中国人SEがいないとオフショア開発に挑戦する資
格がないのだろうか?いややい、決してそうではない。以下の条件
が整えば、中国を全く知らない日本人でもオフショア開発のコーディ
ネート業務は十分に可能だ。

・中国に好意的であること
・オフショア開発に前向きであること
・サブリーダの経験があること
・専門家から正しい指導を受けられること

●あなたの会社でも、今すぐ開発コーディネータの育成に着手しよ
う。プロジェクトリーダとしての技術基盤、異文化コミュニケーショ
ン能力、そして専門的な対中交渉テクニックを学ぶ仕組みがオフショ
ア開発における人材育成の要諦だ。

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