OECDの調査によると、30カ国の先進国の教師数に深刻な不均等があるという。ヨーロッパでは高齢化が進んでいる教師人口の給料が低すぎて、十分な数の若い教師を引きつけるのに問題になっている。15カ国の小学校教師の平均年齢は40歳を超えていて、イタリアとドイツの教師人口の5割は50歳を超えている。日本での状況はまだ良い方で、小学校教師の40%と中学校教師の39%の平均年齢は40代だ。しかし、ここでの問題は女性教師不足だ。幼稚園の女性教師人口はOECD平均を多少上回り95%だったが、それ以降の教育現場では大きく低下する。高等学校では24.6%(OECD平均は51.2%)、そして大学講演者は14.1%(36%)とOECD平均を下回る。そして日本では、女性がまだ2年制短期大学に進学すべきであるという信念は根強いと思われ、結果として女性が4年制大学卒業生徒数の39%で、博士号保有者の25%を僅かに占め、OECDが調査した国の中で最下位であった。
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